AEDとは(1)
AED(自動体外除細動器)は心臓の心室細動時に電気でショックを与えるものです。この動作は電気的除細動といいます。このショックを与えることにより、突然止まってしまった心臓の働きを戻すように試みる医療機器です。現在、このAEDは地域のあちらこちらで見かけるようになりました。日本で承認されている製品は薬事法からみれば機械器具となります。一般的な正式名称は半自動除細動器といいます。もしくは非医療従事者向け自動除細動器などともいうようです。この器具は海外製品とは異なり、操作に関して完全自動で行えるものではなく、細かな部分ではある程度、手間をかけなければなりません。
さらに心臓が完全停止という状況になったときに使用しても作動しないのです。判断が難しいような気もしますが、心室細動の場合のみ作動する仕組みになっています。ということは、この器具はとにかく心臓が停止するまえに、一刻も早く人工呼吸、心臓マッサージを行い、その上で除細動器つまりAEDを使用しなければならず、これによって心臓に電気ショックを与えなければなりません。とてもありがたい器具ではあるのですが、当然、使用する者が使い方を把握する必要があるのです。