AEDの課題(2)
AEDの普及と合わせて、どのようにAEDを推進させるかという具体的な指針や法整備は大きく立ち遅れています。普及についての具体的な方策は各自治体任せとなり、多くは消防機関任せというのが実状です。実際の救急現場において、的確にAEDを使用できるような指導も必要ですが、このAEDを使えば命が助かるという教育も立ち遅れている気がします。ソフト面からの救命講習会やAED講習会を強力に推進していかなくてはなりません。しかしAEDが導入され、一般市民に解禁された事は間違いなく大きな一歩といえます。
愛知万博の事例から、AEDの設置はさらに加速したといえます。ただし、偶然使ったのが医療関係者でだったのです。一般市民がAEDを使えるようにしていくこと、効果的なAEDの普及を行っていくことが大きな課題となってきます。子どもたちが小学校、中学校の頃から、AEDの存在を知ることができる環境作りが必要でしょう。反応や興味の持ち方は、年齢によって様々でしょうが、まず命の尊さを学ぶことからスタートし、さらに年齢が高くなるに沿って、心肺蘇生法やAED講習を学ぶという段階的な教育をとるべきだと思います。