AEDと心肺蘇生法
心室細動が起こった場合は、一刻も早くAEDを使用し、正常なリズムの心臓の作動に戻さなければなりません。これが行われない場合は突然死となってしまうのです。いつも健康な人が突然死と向かい合わせになる可能性はいつどこで誰にでもあります。突然死の3分の2は病院外で起こるといわれています。しかしながら、あまり知られてもいないと思いますが、心臓が停止してもイコール死ではありません。ですから心臓が停止したとしても適切な心肺蘇生法を行えば、40~80%もの人々の救命が可能だとされています。我々には何が出来るのでしょうか。これは他人事ではありません。自分の愛する家族が、友人が目の前で倒れた時、あなたはどう対処できるでしょうか。
あなたは愛する人を救えますか。AEDを使用する前に必ずおこなわなければならないのが、心肺蘇生法です。心臓が停止し、血流が途絶えてしまったなら、3分以内で脳細胞はだめになってしまい、脳死状態になります。この3分という時間が生死の分かれ目となります。救急車は3分では到着しません。偶然現場に居合わせた人や、通りすがりの市民の素早い判断と処置が救命の鍵になります。救急隊が到着するまでの間に最大限の努力をしなくてはいけません。それが心肺蘇生法です。