AEDと突然死(2)
心臓に全く異常がなくても突然、心室細動を起こし、突然死ととなってしまいます。急激な激しいスポーツや、寝不足や過度のストレスも原因のひとつです。急激なスポーツは問題視されていて、朝起きたばかりの子どもの部活動の参加(朝連)なども論議されています。突然死はこのような状況で起こるのです。年齢では、40代、50代が最も多いとされ、女性より男性のほうが確率は高いようです。月別では環境ががらりと変わると思われる4月、ウィークデーに比べて日曜日、土曜日などの週末に起こるケースが多いようです。急にストレスオフとなる心理的な変化からでしょうか。時間帯では午前0時から3時が多いようです。心臓血管系に問題があり、原因は、急性心筋梗塞が最も多いようです。
さらには原因不明の心不全であるということもあるようです。ストレスの溜まりやすい勤務中に突然死することもあります。確率は2割弱です。勤務外は8割強といわれています。勤務外での内訳は、睡眠中2割、入浴中0.5割、用便中が0.5割と、自宅で倒れる確率が多いようです。もちろん各ケースに当てはまらない場合もあります。だから突然死なのです。この心室細動が起こってしまうと、自然に回復することは無いと思ったほうが良いでしょう。唯一の治療手段はAEDなのです。この心室細動の時点で体外から電気ショックを与え、心臓の不規則なリズムを整え心拍を正常に戻すことが一番なのです。但し、AEDを使用したとしても、発症後、3分以内にこのような適切な処置が施されない場合は、蘇生は困難になります。