AEDの使用方法(1)

AEDは我々一般市民が使いこなせることに意義があります。ではAEDを実際にどのような緊急事態でどのように使えば良いのでしょうか。まず、災害時に当てはまると思います。災害が発生したときはもちろん、建物が倒壊したり、落下物によってけがをすることも恐ろしいのですが、それ以上に、水害、火災、地震など異常な環境におかれることによって起こる過度な心的ストレスが実は心臓発作などを招きやすいのです。心臓が停止する前に行わなければならない救命措置は、実に一刻をあらそいます。救急車が到着する前に一手打っておく必要があるのです。

この数分間に我々ができる措置は意外とたくさんあるのです。そこで最近、地域各所で見かけるようになった救命装置、自動体外式除細動器つまりAEDを使用できるようになりました。これは医療関係者でなくても使用できるように設計されています。では実際のAEDの使用方法を確認していきましょう。まず、意識を失っている患者の胸の部分の汗などを拭き、胸毛の薄い部位を見極めます。最近のAEDの中には胸毛の濃い方のために除毛のかみそりが備え付けてあるようです。そして、貴金属類の腕時計やネックレス、指輪など、電気ショックを与えるとそこに熱が伝わってやけどのもとになるようなものは取り除きます。また、湿布などの貼り薬などもはがし、AEDを装着します。電極パッドは心臓ペースメーカー装着部から3cmくらい離したほうがよいといわれます。