AEDの使用状況(1)
救命においてAEDは非常に有効な医療器具です。しかし、現在、AEDは頻繁に利用され、そのおかけで本当に人の命が救われているのでしょうか。AEDの使用状況を見てみましょう。AEDは、空港や飛行機内、駅やホテルなどの公共施設に設置され、我々の目にもよくとまるようになりました。例えば消火器はいたるところに設置義務があり、我々も一度は消火器の使用方法のレクチャーを受けていると思います。AEDも消火器と同じように、イザというときに、その場に居合わせた人が自由に使えるような設置状態に近づきつつあります。以前のAEDは医師や救命士のような医療専門家にしか使用が許可されていませんでした。
2004年7月になって、ようやく一般市民も使えるようになりました。現在では、様々な公共の場に設置されています。よく知られているAEDのニュースとしては、2005年に開催された愛知万博での出来事があります。AEDを会場内に多数配置し、実際にこれによって命を救うことができたのです。そのニュースを機に、交通機関などにも続々と設置されるようになりました。但し、愛知万博の例は、偶然その場に居合わせたのが、AED使用の知識がある医学生でした。これが一般市民であったら、果たして無事に対処できたかどうかは、今後の普及活動の重要な課題でもあります。