AEDとは(2)

AEDの基本的な使い方は、電源を入れて、電極パッドを胸に貼り付けて、心電図を解析して、電気ショックを与えるべきかを調べる、というのが一通りの流れです。そして、AEDが電気ショックが必要かどうか解析してくれます。この場合には、機械の指示が音声で流れますので、その指示に従って指定のスイッチを押すというものです。元々この除細動器は医師や救命士などの専門家が使用することを前提に製造されていました。しかし、空港、駅などの公共の場に設備されている最近のAEDは、操作をより自動化することで、医学的判断ができない通りすがりの一般市民でも使えるように設計し直されています。ですから、現在、操作はいたって簡単になったといえます。分かりやすい解説があり、操作の手順はAEDからでる音声の指示に従ってスイッチを押すなど非常に簡単な操作できるようになっています。

AEDは、一般市民が医療知識や複雑な操作なしに電気的除細動をするために設計されているのです。近くにいる人や通りすがりの人が心臓マッサージや人工呼吸を継続して行い、いざとなればAEDを使いこなせるということは、救命のためには絶対不可欠であるといえるのではないでしょうか。今後、AEDを一般市民が使用する場面が非常に多くなると考えられます。高齢化の進む日本では、救急車を呼ぶケースが多くなっています。調査によると救急車が現場に到着するまで平均で約6分強かかるといわれています。しかし、心室細動時には、一刻も早く電気的除細動を施行することが必要とされています。実際は6分も待っていたら心臓が止まってしまう可能性も出てきます。心臓が止まってしまったらAEDは使い物になりません。救命士や医師が到着してからはじめてAEDを使用するよりも、一般市民がAEDを迅速に使用できれば、人の命を助けられる確率は非常に高くなるのです。